社会 レベル3: マニアック 教科書:地理「日本の自然環境」 第10話

日本列島のまん中には、深さ6000m以上の「大きな溝」がある

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壁にはった日本地図を見上げて、ちゃむ太が驚いている

ちゃむ太:日本列島のまん中に、大きな溝があるってほんと?

2
ひげの生えた外国人の地質学者が、ハンマーと手帳を持って崖の地層を調べている。ゴンゾウが熱く指さしている

ゴンゾウ:それが「フォッサマグナ」!ラテン語で「大きな溝」という意味だ!ドイツの地質学者ナウマンが見つけたんだ!

3
地面を切ったような断面図。深い溝の中に、色のちがう地層が何層にも厚くつもっている。ゴンゾウが熱く指さしている

ゴンゾウ:溝の深さは6000m以上!そこに新しい地層がぶあつくつもって、今は見えなくなっているんだ!

4
崖の断面に、しま模様の茶色い地層と灰色のごつごつした岩がくっきり分かれて並んでいる。ちゃむ太がその境目を見て驚いている

ちゃむ太:西のはしの「糸魚川-静岡構造線」をさかいに、東と西で地面のつくりがちがうんだ!

もう一歩くわしく

フォッサマグナは、本州の中央部を横切る大きな溝のような地帯です。「フォッサマグナ」はラテン語で「大きな溝」という意味で、明治時代に日本に来たドイツ人の地質学者、ナウマンが見つけて名付けました。

フォッサマグナの底は、1200万年前から300万年前ごろにかけてしずみ続け、そこに新しい地層が厚くつもりました。石油をさがすための調査で、溝の深さは6000m以上あることがわかっています。地表からは溝の形が見えないのは、このつもった地層でうまっているからです。

西のはしは、新潟県の糸魚川から静岡県へのびる「糸魚川-静岡構造線」です。この線をさかいに、日本列島の東と西で地質(地面をつくる岩石や地層)がちがっています。東のはしは地下にあってはっきりせず、いくつかの説があります。

新潟県糸魚川市の「フォッサマグナパーク」では、糸魚川-静岡構造線の断層を実際に見ることができます。

テストに出るポイント

フォッサマグナの西のはし=糸魚川-静岡構造線

本州の中央部を横切る大きな溝。西のはしは新潟県の糸魚川から静岡県へのびる「糸魚川-静岡構造線」です。東のはしは地下にあってはっきりせず、いくつかの説があります。

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出典・参考