理科 レベル2: ちょい足し 教科書:中3理科「地球と宇宙」 第11話

冥王星は、なぜ「惑星」じゃなくなったの?

1
太陽のまわりを回る9つの惑星が並んだ古い図鑑を見て、ちゃむ太が首をかしげている

ちゃむ太:昔の図鑑だと惑星は9つなのに、今は8つ。冥王星はどこに行ったの?

2
世界中の天文学者が大きな会議室に集まり、手をあげて投票している。ゴンゾウが熱く語っている

ゴンゾウ:2006年、世界の天文学者がプラハに集まって、「惑星」の条件をはじめて決めたんだ!

3
太陽のまわりの軌道の上で、大きな惑星が近くの小さな石を押しのけて、自分の通り道をすっきりさせている。ゴンゾウが力強く指さしている

ゴンゾウ:条件の1つが「自分の通り道から、ほかの天体を取り除いていること」!冥王星のまわりには、似た天体がたくさんあったんだ!

4
小さな冥王星が、似た大きさのたくさんの氷の天体にまじって回っている。ちゃむ太が「なるほど!」とひらめいている

ちゃむ太:だから冥王星は「準惑星」っていう新しいなかまになったのか!

もう一歩くわしく

冥王星は1930年に発見され、長いあいだ太陽系の9番目の惑星とされてきました。ところが、それまで「惑星」には、はっきりした決まりがありませんでした。

2000年代になると、海王星より遠いところで、冥王星と同じくらいの大きさの天体が次々に見つかりました。そこで2006年8月24日、チェコのプラハで開かれた国際天文学連合の総会で、太陽系の「惑星」の条件が決められました。

  • 太陽のまわりを回っていること
  • 自分の重力で、ほぼ丸い形になっていること
  • 自分の軌道の近くから、ほかの天体を取り除いていること

冥王星は、1つ目と2つ目の条件は満たしていますが、3つ目を満たしていません。冥王星の軌道のまわりには、似たような天体がたくさんあるからです。そのため冥王星は「準惑星」という新しいなかまに分類され、太陽系の惑星は8つになりました。準惑星には、冥王星のほかにケレス(セレス)やエリスがあります。

テストに出るポイント

太陽系の惑星は8つ

水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星の8つです。冥王星は、2006年に「準惑星」に分類されました。

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出典・参考