社会 レベル2: ちょい足し 教科書:地理「日本の自然環境」 第8話

ギザギザのリアス海岸は、山と谷が海にしずんでできた

1
高台から見下ろした海岸。岬と入り江がギザギザに入り組んでいて、ちゃむ太とゴンゾウが見つめている

ちゃむ太:三陸の海岸って、ギザギザしてるよね。なんであんな形なの?

2
山と谷が並ぶ地形の谷の部分に、矢印のように海の水が入りこんでいる。ゴンゾウが熱く指さしている

ゴンゾウ:もともと山と谷だったところが、海にしずんだんだ!谷に海が入りこんで、ギザギザの海岸になった!

3
波のおだやかな入り江に、養殖のいかだがたくさん浮かび、漁港の町が広がっている。ゴンゾウが力強く指さしている

ゴンゾウ:入り江の中は波がおだやかだから、カキやワカメの養殖にぴったりなんだ!

4
細長い入り江の奥へ向かって、矢印のように海の水が進み、奥で高くせり上がっている様子を、ちゃむ太とゴンゾウが真剣に見ている

ちゃむ太:でも、せまい入り江では津波が高くなりやすいんだね…。

もう一歩くわしく

リアス海岸は、川がけずってできた谷の多い山地が、地面がしずんだり海面が上がったりして海にしずみ、ギザギザに入り組んだ海岸です。山の尾根だったところが岬に、谷だったところが入り江になりました。

「リアス」という名前は、スペイン北西部のガリシア地方で、このような入り江を「リア(ria)」とよぶことから来ています。日本では、岩手県から宮城県にかけての三陸海岸や、三重県の志摩半島、福井県の若狭湾などが代表的です。

入り江の中は波がおだやかなことが多く、カキやワカメなどの養殖に適しています。また、湾の奥には昔から漁港や港町が開かれてきました。

一方で、せまい入り江では、津波の高さや力が大きくなりやすいとされています。リアス海岸の地域では、津波への備えがとても大切です。

テストに出るポイント

リアス海岸は「山地が沈んでできた海岸」

谷の多い山地が海にしずみ、尾根が岬に、谷が入り江になった、ギザギザの海岸です。三陸海岸や志摩半島、若狭湾などが代表的です。

注意

リアス海岸の入り江では、津波が高くなりやすいことが知られています。海の近くで強いゆれを感じたら、すぐに高い所へにげましょう。

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