川が運んだ土は、山のふもとで「扇状地」、海の近くで「三角州」になる
ちゃむ太:川が運んできた石や砂って、最後はどこに行くの?
ゴンゾウ:川が山から平地に出ると、流れがゆるくなって石や砂がたまる!扇の形をした「扇状地」だ!
ゴンゾウ:扇状地は水はけがいいから、果樹園にぴったり!甲府盆地のブドウや、長野盆地のリンゴが有名だ!
ちゃむ太:海に出るところには細かい土がたまって「三角州」になるのか!広島の町も三角州の上にあるんだ!
もう一歩くわしく
扇状地は、川が山地から平地に出るところにできる地形です。坂がゆるやかになると川の流れが弱まり、運んできた石や砂を運びきれずに積もらせます。川は大水のたびに流れる場所を変えるので、谷の出口を中心に扇を広げたような形になります。
扇状地は大きな石や砂でできているので、水がしみこみやすく、水はけのよい土地です。そのため、昔から桑畑や茶畑、果樹園などに使われてきました。甲府盆地のブドウや、長野盆地のリンゴが有名です。地下にしみこんだ水は扇のはしでわき出すので、扇のはしには集落ができ、水田も開かれてきました。
三角州は、川が海や湖に出るところにできる地形です。流れがほとんどなくなるので、細かい砂や泥が積もって、低く平らな土地ができます。ギリシャ文字の「Δ(デルタ)」に形が似ていることから、デルタともよばれます。
三角州は水田に使われるほか、東京、大阪、名古屋、広島などの大都市も三角州の上に広がっています。ただし土地が低いので、洪水や高潮の被害を受けやすいという弱点もあります。
テストに出るポイント
扇状地と三角州のちがい
扇状地は川が山から平地に出るところにでき、つぶの大きい石や砂でできているので水はけがよく、果樹園などに使われます。三角州は川が海に出るところにでき、細かい土でできた低く平らな土地で、水田や大きな都市に使われます。
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