社会 レベル1: 教科書レベル 教科書:地理「日本の自然環境」 第7話

川が運んだ土は、山のふもとで「扇状地」、海の近くで「三角州」になる

1
石のごろごろした川原で、流れを見ながらちゃむ太とゴンゾウが考えている

ちゃむ太:川が運んできた石や砂って、最後はどこに行くの?

2
谷から平地に出た川が、扇を広げたような形に石や砂を積もらせ、いく筋にも分かれて流れている。ゴンゾウが熱く指さしている

ゴンゾウ:川が山から平地に出ると、流れがゆるくなって石や砂がたまる!扇の形をした「扇状地」だ!

3
山のふもとのなだらかな土地に、ブドウ畑やリンゴの果樹園が広がっている。ゴンゾウがブドウとリンゴを手に熱く語っている

ゴンゾウ:扇状地は水はけがいいから、果樹園にぴったり!甲府盆地のブドウや、長野盆地のリンゴが有名だ!

4
川が海に出るところで枝分かれし、平らな土地に町が広がっている様子を、ちゃむ太とゴンゾウが高台から見下ろしている

ちゃむ太:海に出るところには細かい土がたまって「三角州」になるのか!広島の町も三角州の上にあるんだ!

もう一歩くわしく

扇状地は、川が山地から平地に出るところにできる地形です。坂がゆるやかになると川の流れが弱まり、運んできた石や砂を運びきれずに積もらせます。川は大水のたびに流れる場所を変えるので、谷の出口を中心に扇を広げたような形になります。

扇状地は大きな石や砂でできているので、水がしみこみやすく、水はけのよい土地です。そのため、昔から桑畑や茶畑、果樹園などに使われてきました。甲府盆地のブドウや、長野盆地のリンゴが有名です。地下にしみこんだ水は扇のはしでわき出すので、扇のはしには集落ができ、水田も開かれてきました。

三角州は、川が海や湖に出るところにできる地形です。流れがほとんどなくなるので、細かい砂や泥が積もって、低く平らな土地ができます。ギリシャ文字の「Δ(デルタ)」に形が似ていることから、デルタともよばれます。

三角州は水田に使われるほか、東京、大阪、名古屋、広島などの大都市も三角州の上に広がっています。ただし土地が低いので、洪水や高潮の被害を受けやすいという弱点もあります。

テストに出るポイント

扇状地と三角州のちがい

扇状地は川が山から平地に出るところにでき、つぶの大きい石や砂でできているので水はけがよく、果樹園などに使われます。三角州は川が海に出るところにでき、細かい土でできた低く平らな土地で、水田や大きな都市に使われます。

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レベル2: ちょい足し 日本の国土の約4分の3は山地。人は川がつくった低い土地に集まっている

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出典・参考